2011年2月25日金曜日

相鉄ジョイナス内の「クイーンズ伊勢丹 横浜」がリニューアル /神奈川

 相鉄ジョイナス地下1階の「クイーンズ伊勢丹 横浜店」(横浜市西区南幸1)が、4月28日にリニューアルオープンした。(ヨコハマ経済新聞)

 「クイーンズ伊勢丹 横浜店」は2006年11月、相鉄ビルマネジメント(西区南幸2)が運営する相鉄ジョイナス内のショッピングモールの核テナントとして開業。「クイーンズ伊勢丹」としては最大規模(店舗面積約800坪)の横浜店の専門店ゾーンの充実を図り、全国初出店2店、横浜初出店10店を含む新テナント20店がリニューアルに伴い入店する。総テナント数は34店舗。

 店内は、白と黒を基調にしたシンプルでモダンなイメージで高級感ある空間を演出。今回は「専門性の高い品ぞろえの強化」、「『毎日が新しい』を発信するプロモーションスペースの設置」、「『横浜アイテム』の充実」の3本柱を軸にリニューアルした。

 2月10日に先行オープンしたスーパーマーケットゾーンは、需要のあるワインなどの酒類やナチュラルチーズをさらに強化し、各種スパイス?中華食材?輸入食材などを充実。

 店舗入口近くの最前面には「プロモーションコーナー」を設置し、シーズン性?ニュース性の高い話題の商品を2?3週間毎に提案していく。一方、テナントゾーンには、従来の「食」中心から、通勤途中者の要望を反映し、ドラッグ?雑貨?コスメな Lineage rmt
どのアイテムを新たに導入した。

 新規ブランドは、食品部門では、全国初出店=野菜ロールケーキ専門店「季々 KIKI Yasai ROLL (キキ ヤサイ ロール)」、板前寿司のロール寿司専門店「ITAMAE SUSHI deli R(イタマエ スシ デリ アール)」。関東初出店=洋菓子「札幌 生どらやき」。横浜初出店=サラダ丼専門店「Thanks Nature(サンクス ネイチャー)」、ナチュラル&オーガニック自然食品「ボンラスパイユ」、フローズンヨーグルト「ラズルベリー」など。

 雑貨部門では、横浜初出店の毛穴ケア専門店「ポアレスラボ」、リラクゼーション「メディカルカイロサロンKirei(キレイ)」、レース&インテリアファブリックス「ami-brugge(アミ-ブルージュ)」ほか。

 また、グランドオープンを記念し、4月29日?5月1日の3日間は親子で楽しめる「なりきり写真館」を店内に設置する。期間中に同店で2,000円以上(レシート合算可)購入すると、憲兵?ドレス?侍?着物(子ども用衣装)といった開港当時の衣装を着て記念撮影することができる。会場はデザート王国前レンガスペース、開催時間は12時?17時。1日100組限定で、整理券を各日10時より配布(当日のレ rmt Dofus
シートのみ有効)。

 営業時間は10時?22時(1部店舗は7時30分?23時)。

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相鉄ジョイナス横浜
クイーンズ伊勢丹 arad rmt

引用元:テイルズウイーバー(TalesWeaver) 情報局

2011年2月21日月曜日

26日相場見通し 閑散相場?膠着相場は継続する公算大、個別材料株物色

 25日の米国株式市場では、NYダウは小幅に反発し、前日比5.06ドル高だった。しかし、ダウは一時119.33ドル高まであったが、取引終了にかけて急速に伸び悩んだ。

 週間の新規失業保険申請件数が市場予想より少なかったことや、バーナンキFRB議長の議会証言を受け、超低金利政策の継続期待が高まったことは好材料だったが、商品先物相場が弱含んだことで、ダウは失速した。

 WTI期近の5月物は前日比0.08ドル安の1バレル80.53ドルで取引を終えた。

 一方、円相場は、1ドル=92円台後半で推移している。シカゴ日経平均先物(円建て)は10825円大証終値比55円高だった。

 米国株が伸び悩んだとはいえ高値圏で堅調だったこと、為替市場での円安基調は本日の東京株式市場にポジティブに作用する見通しだ。日経平均の想定レンジは10700円?11000円程度。

 また、EUが25日夜(日本時間26日未明)、ユーロ圏16カ国による首脳会議を開き、緊急時のギリシャ向け資金繰り支援策で合意したと報じられたことも、それなりの安心感を市場に与えるだろう。

 そして、本日は3月決算企業の配当権利付き最終売買日だ。投資家が保有株を売り急ぐ可能性は低く、需給は良好だ。ただし、積極的に上値を追う材料も乏しいため、週末要因も重なり、閑散相場?膠着相場は継続する公算が大きい。結果、個別材料株物色が継続する見通しだ。

 外資系10社の寄付き前の注文状況は、売り1300万株、買い3060万株、差引き1760万株の買い越しと観測。16営業日連続の買い越し。金額(10社)は売り206億円、買い357億円のもよう。

 本日の外資系の特徴は、米国系証券、欧州系証券ともに買い越しの会社が目立つという。セクター別では、売り:自動車?情報通信?海運?地銀?精密?商社?化学?ゲーム?保険など。買い:銀行?電機?通信?機械?保険?不動産?化学?薬品など。(編集担当:佐藤弘)

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? 銘柄パトロール(2):THK、バイテック、MDNT、ミツミなど (2010/03/25)
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引用元:三國志 専門サイト

2011年2月17日木曜日

[CJ 2010]タイトル展示は縮小傾向か? 中国最大手

 今回のChinaJoyでは,全体にタイトルの展示自体が減少気味なのは,すでに書いたのだが,じゃあどういう展示なのかの例で典型的だったSHANDAブースの模様をちょっとお伝えしておきたい。もっと極端だったThe9の例は「こちら」をご覧を。

 昔のSHANDAというと,サービスタイトルをたくさん並べてプレイアブルにして,と来場者に遊んでもらうという姿勢が強く表れたブース構成だった。取材する側からは,どれが新しいんだかまるっきり分からなくて困っていた覚えがある。それが次第にタイトルオリエンテッドに新作を大きく打ち出すスタイルに変わり,昨年あたりから,「零世界」とかよく分からない試みが展示されたりと,方向性が少し変わって来ていたのだが,今年はさらに技術展示とイベント中心の展示になっていた。

 さて,タイトルとしては,「Dragon Nest」が一押しぽい感じではあったものの,展示などは控えめ。よく分からないステージイベントと配布物でとにかく人を集めていた感じだ。
 昨年のカートほどではないにせよ,今年配布されていたリュック(椅子付き)にも長蛇の列ができ,2日めにはすでに1万人並んだという話も出ていた。なぜか昨年のSHANDA並の豪華なカートを配っていた光宇にはあまり列はできていなかった。
 列の伸び具合は昨年と同様だが,気温38度+高湿度の炎天下で列を作る人に配慮してか,今年はちゃんとテントが用意されていた(十分な量ではないが)。テントの後ろには傘の列が続いていた。

今年のSHANDAの配布物。それを求める長蛇の列も想定済みか

 展示の中心は,前述のように技術展示ぽいものだった。2次元の物理エンジンのデモだったり,ヘッドトラッキングのデモだったり,プレイヤーの動きをゲームに反映するようなデモだったりと,現在サービスしているゲームとは関係のない,ある種,未来的な展示が目立っていた。もしかしたら万博の影響かもしれない。
 ただ,展示している側もなにが展示されているのかを,あまり把握していないようで,説明員も基本操作しか教えられていないのかいま一つ要領を得ない感じではあった。とりあえず,SHANDAではカメラを使ったUIについて研究しているのは確かなようだ。

ヘッドトラッキングで装備品を確認するデモ。タッチパネルも併用している
手などを伸ばすと,画面内に光の軌跡が表示されるインタラクティブデモ

ドラゴンネストのキャラクターを使ったヘッドトラッキングのデモ。前に立った人が頭を動かすと,それに合わせてキャラが動く

2次元の流体シミュレーションのデモ。ライトペンでスクリーンに絵を描くと,それが障害物となって,流れを変える。いろんなパーツを配置することもできる

 また,SHANDAは,コンパニオン数で例年最大級であるのは間違いなかったのだが,この点でライバル格(?)だった完美時空が今年は30?50人程度に抑えてきたので,突出具合が半端ない感じだった。ぱっと見で視界内に100人程度いるブースは,さすがにほかにはない。

 中国最大級のオンラインゲームサービスプロバイダの動向だけに,他社への影響が気になるところだが,他社も今年は全体的にタイトル展示が少なくなっていたので,業界的な傾向なのだろうか。オンラインゲームが中心なだけに,毎年この時期に新作を並べるのは無理なのかもしれないが,例年に比べても,タイトル志向でない展示が増えている。ユーザー向けのお祭りが中心といった雰囲気とでもいえばいいだろうか。中国最大のゲームショウの分岐点を向かえているようだ。


引用元:精霊物語グランドファンタジア(Grand Fantasia) 専門サイト

2011年2月10日木曜日

「ほっとした」「時間かかりすぎ」被害者ら語る 毒ギョーザ容疑者拘束

 日本の消費者に深刻な「食の不安」を植え付けた中国製ギョーザ中毒事件が真相解明に動きだした。発覚から2年2カ月。中国当局に容疑者として拘束された男は製造元の現地食品会社の元臨時従業員だった。事件発覚当時、対応に追われた小売店関係者らは、急転直下の展開に安堵(あんど)の声をあげた。「食の安全」に厳しい目が注がれる中、事件の全容解明が期待される。

 被害に遭った兵庫県高砂市の家族が住む住宅では27日朝、報道陣に対して女性が「逮捕されたことはよかったと思います」とだけ答えた。この家族が食べた冷凍ギョーザを販売していた加古川市の「イトーヨーカドー加古川店」では、長島義彦店長が取材に応じ、「逮捕を受けほっとしたが、パッケージに穴が開いているものはないか、店内に不審者はいないかなど、チェックは今後もきちんと行っていきたい」と話した。

 同店をよく利用しているという兵庫県播磨町の主婦(40)は「逮捕まで時間がかかりすぎたという印象はあるが、事件後強化した店のチェック体勢を今後も維持してほしい」と注文。また加古川市の主婦(34)は「中国製のものは事件後一度も買っていない。会社への不満という勝手な動機で毒を入れるなんていくらなんでもやりすぎ」と憤っていた。

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引用元:Reign of Revolution 情報局

2011年2月2日水曜日

“現在最強”!?、ほぼ全部入り無線LANルータ「Aterm WR8700N」の実力検証(後編)

 NECアクセステクニカのハイエンド無線LANルータ「AtermWR8700N」(以下、WR8700N)は、もちろんブロードバンドルータとしての機能も豊富だ。主な機能の確認と導入設定までの流れは、前編を参照願うとして、後編は導入後にどう便利に、快適に使えるかに迫ろう。

【拡大画像や他の画像、AtermWR8700Nの通信速度テストを含む記事】

 
WR8700Nのルータ機能においては、DHCPでLAN内の機器へIPアドレスを自動割り当てしつつ、MACアドレスで特定の機器のIPアドレスを固定できる機能も便利だ。こちらは、LAN内にサーバーを設置する場合などに利用するほか、「iPhoneをヘビーに利用するユーザー」にも使ってほしい。

  iPhone 3G/3GS/iPod touch(以下、iPhone。今後は、iPadも含むとも redstone rmt
想定)には、無線LANを利用してPCとファイルを交換/やりとりできるアプリケーションも多い。ただ、その多くがiPhone側をFTPやDAVサーバーとする仕組みで実現するため、PCからiPhoneのIPアドレスを指定して接続する方法となる。つまり、iPhoneのIPアドレスは固定の方が都合がよいわけだが、iPhone側にはIPアドレスを固定設定にする機能がない(iPhone OSバー
ジョン3.1時点)。この点、本機なら無線LANに接続したiPhoneのIPアドレスをMACアドレスとひも付けることで半ば固定化できるので、PCからiPhoneへの接続設定をたびたび変更する──といった面倒が不要になる。

 ちなみに、IPアドレスを固定する機器と自動割り当てする機器の管理を一元化できるのもうれしい。PCの設定を逐次変更しなくても、IPアドレ
スの割り当てを本機のWeb設定ツールだけでコントロールできるのだ。

 ここで取り上げた機能は、一般的な家庭でPCやAV機器などから“単にインターネット接続”するだけでよいなら、おそらく使わなくてもよいものだ。

 しかし、無線LANはIEEE802.11n対応で、2.4G/5GHz帯の同時利用が可能、有線LANはギガビット対応となれば、本機を導入すれ
ば確実にあと数年は買い換える必要はないだろう。そんな状況において、今後のさまざまなインターネット利用シーンや、今後発生するかもしれない自身のニーズにも対応できる“将来的な多機能さ”を備えていることは、かなり重要なことである。

●セキュリティ対策にも応用できるイーサネットコンバータ

 続いて、テレビやBlu-rayレコーダーなどの
ネットワーク対応AV機器を所持するユーザー向けとなるイーサネットコンバータ「WL300NE- AG」の使い勝手も検証しよう。

 WL300NE-AGも、導入が手軽であることはもちろん、セキュリティ対策にも応用できる豊富な機能を持っている。Web設定ツールで接続するアクセスポイントの選択や、自身のIPアドレスなどが設定できるほか、無線クライアントモー
ドを3種類から選択できる。

 無線クライアントモードは「拡張モード」「標準モード」「クローンモード」があり、拡張モードは、WL300NE-AGに接続した端末からIPv6ブリッジやPPPoEブリッジなども利用できる。つまり、無線接続ながらも親機(WR8700N)に直接有線LANで接続した場合とほぼ同じ機能が利用できる。

 一方、標準モードは
WL300NE-AGの MACアドレスが親機に識別され、認証する仕組み。クローンモードは、WL300NE-AGを介して“最初に親機に接続した機器のMACアドレス”で親機に識別されるものだ。

 例えば標準モードを利用すると、親機におけるMACアドレスフィルタリング機能で無線接続を許可するクライアントは厳しく制限しつつ、WL300NE- AGに有線LANで接続した機器
であれば無条件に接続を許可する──といった使い方ができる。将来的にAV機器を追加?買い換える場合にも困惑せずに済むだろうし、オフィスであればゲスト用や検証機器の接続専用に有線LAN接続を開放するといった応用も可能だろう。

● 家庭での利用に便利なエコモードと簡易ファイルサーバー

 WR8700Nは、極めて高機能なブロードバンドル
ータであると同時に、別の意味でAtermシリーズらしい家庭での利用も考慮した機能も備える。

 1つ目はエコモード。無線LANを無効にしたり、有線LANの最大通信速度を100Mbpsに落とすことで消費電力を最大54%、さらに未使用のLAN ポートへの電源供給を遮断することで最大59%に抑えることが可能だ。エコモードへの切り替えは本体のボタンで手動で行
うほかに、スケジュール設定で時間帯別に移行/復帰を自動的に制御できる。例えば、深夜帯は無線 LANを停止して、子どもがゲーム機やノートPCからインターネットに接続することを禁止する──などの応用が考えられる。

 2つ目は背面のUSBポートを利用した簡易ファイルサーバー機能だ。これは、USBマスストレージクラスのUSBメモリやUSB接続型の
外付けHDD を、ネットワーク型ファイルサーバーあるいはDLNAサーバーとして利用できるようにするもの。外付けHDDなどの手持ちの機器を応用するだけなので、かなりリーズナブルにNAS環境を構築できるのがポイントである。

 もっとも、本格的なNASと比べると機能は劣る。ファイル転送速度は有線LANで接続したPCにおいてリード最大約8Mバイト/秒
程度とかなり遅め(PCとUSB 2.0接続時でリード19Mバイトが出るUSBメモリを使用した場合)で、NTFSはサポートされない。デジカメ写真を家族で共有する──程度ならよいが、動画データも共有するとなるとパフォーマンスはやや足りない。また、インターネット側(外出先など)からの利用が(現時点では)考慮されていない点も少々残念だ。

 この機能
は大容量のUSBメモリを接続するなど、家庭内でのライトなファイルの共有に利用するならそこそこ便利そうだが、それならばUSBポートは前面にもあってほしいし、取り外しもWeb設定ツール上で「アンマウント」作業が必要なので、一般家庭内ユーザーが使うとなるとやや面倒。ともあれ、こちらはソフトウェアベース(ファームウェアのアップデートなど)で機能
追加?向上もありえるだろうから、今後、さらなる機能の刷新や工夫に期待したい。

●2×2 MIMO構成に変更されたアンテナ──気になる通信速度は

 WR8700Nのアンテナは、送受信にそれぞれ2つずつのアンテナを使う2×2 MIMO構成である。これは、下位モデル WR8500Nの3×3 MIMO構成よりカタログスペック上では劣るととらえられる。ただ、本機が
サポートする最大300MbpsのIEEE802.11nは、同時に送受信するストリーム数は送受信それぞれ2つ。ちなみに(2010年5月現在の)3×3 MIMO対応機器であっても、そのうちの1対は“より電波をとらえやすくするため”などといったの補助的な役割となるため、理論上の最大送受信速度は同じである。

 なお、ほぼ同じ住居環境で計測した同社のテスト結果によると
、近距離での通信速度はWR8500Nにわずかに若干劣るが、距離が離れ、障害物が増えた環境においては大幅に上回るという。

 では通信速度の実パフォーマンスを検証しよう。無線設定は2.4GHz帯、 5GHz帯ともにIEEE802.11nのデュアルチャネル接続とし、WL300NE-AG+ノートPCを有線LAN接続した“クライアントA” (WR8700N?WL300NE-AG間が無線接続、
WL300NE-AG?ノートPC間がギガビット有線LAN接続)と、ノートPCに内蔵する Intel WiFi Link 5100AGNモジュールを利用する“クライアントB”(WR8700N?ノートPC間が無線接続)を用意。WR8700Nとクライアントの距離を、同室内で2メートル、壁1枚隔てた別の部屋(直線距離で8メートル)、同じく壁2枚を隔てたさらに別の部屋(同約15メートル)の3パターンで行った
。合わせて、同条件化でクライアントB(Intel WiFi Link 5100AGN)におけるIEEE802.11a/g環境の測定値も併記するので、参考データとして見てほしい。

 同室内の近距離通信においては、クライアントAが5GHz帯で100Mbps以上、2.4GHz帯で94.6Mbps、クライアントBも5GHz帯/2.4GHz帯ともに 74Mbps台となり、なかなか満足のいくパフォーマンスが得られた。 rmt Dragon Nest
クライアント別の速度差は、無線チップベンダーごとの差と考えられる。 IEEE802.11nは正式制定されたとはいえ、無線チップベンダーごとに独自の高速化機能が実装されていたりする。このため、同じ無線LANチップ(Atheros製)同士のWR8700NとWL300NE-AGの接続の方が高いパフォーマンスを発揮するようだ。

 ともあれ、 IEEE802.11a/gより3?5倍も高速
で、100Mbps近く出るならば「データコピー時など、速さを求めるときだけ有線LAN接続する」ことも、もはやほぼ不要になる。

 親機から離れた別の部屋での利用においても傾向はだいたい同じだ。今回の測定環境が木造家屋であることは鉄筋コンクリート建築よりいい方向に影響するのは確かだが、本来回折しにくく、障害物に弱いとされる高周波数な5GHz
帯の方が良好な結果だった。今回行ったテストにおいては、クライアントAが 75Mbps超、クライアントBも50Mbpsを超えた。IEEE802.11a/gとの差は、こちらは大きな落ち込みがまだ少ないためかやや縮まったが、それでも2倍以上は高速だ。

 ちなみに、この環境でWL300NE-AGとバッファロー「LinkTheater LT-H90」(レビュー:DTCP-IP対応でAV機器の仲間入
り、バッファロー「LT-H90」を試す)を用い、レコーダーでTS録画(約 25Mbps)したBSデジタルのハイビジョン番組をDLNA経由で再生するテストにおいて、2.4G/5GHz帯ともまったく問題なく行えることも確認した。

 さらに、もう1枚壁を隔てた部屋に移動しても、クライアントAは2.4G/5GHz帯ともに20Mbps以上をキープした。一方、クライアントBは
2.4GHz帯が一気に4Mbpsほどまで落ち込んだが、これは別の無線LANアクセスポイントで設定してあった IEEE802.11n(2.4GHz)との干渉により、接続が自動でIEEE802.11gに切り替わってしまったことが原因と思われる。こちらは、マンションなどの集合住宅で利用する場合──に置き換えてもらってもよい。一方、干渉要因がほぼない5MHz帯においては、17Mbps超をキ
ープした。こういったところに、やはり5GHz帯で運用するメリットを見いだせる。

 5GHz帯は周波数が高いため、2.4GHz帯と比べると障害物に弱いとされる。ただ、IEEE802.11nのMIMOは反射波も活用するので、一概に階上の部屋越しなど一般家庭の利用においては使い勝手が大きく落ちない。また、2.4GHz帯でのIEEE802.11nで倍速モードを利用するとなると
、近隣の別IEEE802.11nアクセスポイントからの干渉も避けられない。もともと2.4GHz帯は、完全に干渉を排除できるチャネル数は4つ分しかないのに、倍速モードはそのうちの2つが必要だからだ。これらの点は今回の検証結果にも反映されたといえ、WR8700Nを導入したなら「もう、PCでの高速無線LAN環境は5GHz帯で運用する」と決めてしまってよいと思える。


●例えると「オールマイティ」──スペックを考慮すると、価格も手ごろ感あり

 WR8700Nの特徴をひとことで言い表すなら、「オールマイティ」だろうか。多機能で、高機能でありながら導入は極めて容易であり、セットモデルであればイーサネットコンバータも無線LANの接続設定済みである。2.4G/5GHzの同時利用が可能なので、クライアント
側の用途やロケーションに合わせて周波数帯の使い分けもできる。もちろん初期設定のまま利用しても無線LANのセキュリティはほどほど確保されており、家庭用ゲーム機での利用も容易な自動接続設定が利用できる。それでいてルーター、無線LAN機能ともに“玄人好み”でもある詳細な設定が可能であり、すでに触れた通り、さまざまな利用シーンに対応が可能だ。


 つまり、今購入する無線LANルータは「今後数年に渡って使うもの」。となると、機能にスキがないことは“将来を見据えた場合”に重要なポイントだ。

 あえて本機に欠けている機能を指摘するとすれば、VPNの着信機能がある。この機能がないなら選ばないという人も存在するとも思うので、ハイエンド製品ならばやはり装備してほしかった。また rmt アラド
、USBストレージ機能もインターネット側からのアクセスに対応してくれると利用シーンはさらに拡大すると思う。家庭からインターネットへのゲートウェイだけではなく「家庭とインターネットを結ぶハブ」としての機能の充実を、今後の製品には特に望みたい。

 ともあれ、AtermWR8700Nが現状で極めて魅力的な無線LANルータであることに間違いはない
。そのスペックを考慮すると、価格も十分手ごろ感があることも含め、IEEE802.11n対応ルータの購入/買い換えを検討しているなら候補の筆頭に上げてよい製品だろう。【坪山博貴】

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無線LANルータ「AtermWR8700N」
? NEC、持ち運びにも向く手のひらサイズのWiMAXルータ「AtermWM3300R」
? NECアクセステクニカ、ECOモード搭載の11n対応無線LANルータ「AtermWR8300N」
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引用元:石材販売、石材情報の専門サイト